2024年動作確認済み!大陸版HarmonyOSにGMSを導入する方法!

Smartphone

みなさんこんにちは。2Duoです。先日購入したHuawei Mate Xs2にGMSを導入した際、以前と比べてかなり導入難易度が下がっていることに気づきました。(GMS導入についての記事は)初投稿です。

(2024/07/11更新:要検証ですが、現時点でこの方法はうまく行かない可能性があります!進展があり次第追記します。)

(2024/09/27更新:新しいGMSインストールの方法が発見されました。おいおい更新しますが、現状書いてある方法ではPlayストアにアクセスできません)

(2024/10/7更新:かきました。)

はじめに

この記事に記載されている方法を用いGMSを導入された環境におかれまして、Googleアカウントの停止措置その他支障が生じた場合など、いかなる場合でも当ブログおよび筆者は責任を負いません。自己責任にてよろしくお願いします。

ところで、今回ご紹介する方法は、これまで一般的だったと思われる、Huagu、またGooglefierを使用する方法とは異なり、microGを使用します。

GMSについて簡単に解説

こんな記事を読まれている皆さんにこのような解説は不要かもしれませんが、一応念のため…

Huawei以外の中華スマホには、基本的にある程度のGoogleサービスが入っています。そのため、Playストアを何らかの方法でインストールしてしまえば、問題なくPlayストアからアプリをインストールできますし、Google関連のアプリも基本的には大抵動作します。

しかしHuaweiのデバイスは、初期状態から全くGoogle関連のアプリがインストールされていません。そのため、他の中華スマホとは違い、Playストアのインストールだけで万事OKという状態にはなりません。

それでこの記事では、Google Play開発者サービスを含め、GMSを問題なく動作させるために必要なもののインストール作業等を実行します。

これより、実際の導入方法を解説します。

必要なもの

・大陸版HarmonyOSを搭載したHuaweiデバイス

グローバル版EMUIおよびHarmonyOSを搭載したデバイスでは、この記事の方法は使えません。

当方の環境ではこのデバイスを使用します。

モデル名HUAWEI Mate Xs2
モデル番号PAL-AL00
ソフトウェアバージョン4.0.0.126(C00E116R2P3)

(2024/9/28追記:新しく確立されたmicroGを利用する方法については、下記の構成にてテスト済みです)

モデル名HUAWEI Mate 40 Pro 5G
モデル番号NOH-AL00
ソフトウェアバージョン4.2.0.138(C00E100R7P6)

・Android Debug Bridge(adb)コマンドを実行できるコンピューター、およびコンピューターとHuaweiデバイスを接続するUSBケーブル

お使いのコンピューターでadbコマンドを実行できるようにする方法は気が向いたら当ブログでも書きますが、当面の間は他のガイド等を参考にしてください。 adb 導入 – Google 検索

・GMS導入にあたり、必要となるファイルのダウンロード

X(旧Twitter)で@LGA775_tempにお問い合わせください。ファイルをお渡しします。Huaweiデバイスにダウンロードしておいてください。

・1度や2度失敗しても再度挑戦する気持ち

結構大事です。何度か失敗してしまう可能性がある作業です。

慣れれば20分ほどで初期状態からGMSの導入完了まで作業することができますが、初回は30分〜1時間かかる可能性もあります。

作業前準備

・可能であれば、Huaweiデバイスは初期設定直後の状態で作業すること

・すでにある程度使用されているデバイスにGMSを導入する際は、ツインアプリ、およびアプリガードがオフになっていることを確認すること

・HuaweiデバイスにPINロックをかけておくこと

・HuaweiデバイスにてHUAWEI IDにログインしておくこと

本ガイドを読まれる前に

作業全体について言える共通点をまずお伝えします。

本ガイドにて、ダブルクオーテーションで囲まれたテキストは、Huaweiデバイス上で実際に表示されるボタンを意味しています。ダブルクオーテーション内部のテキストと一致するものを画面上から探し、押してください。

作業過程において、使用するアプリの更新を求められる場合があります。いずれの場合も、更新するか尋ねられた際には”後で”を押してください。

またGoogleアカウントにログインするなどした時点で、パスワードを保存するか聞かれることがあります。その際は、”キャンセル”を押してください。

本作業

いよいよ本作業に入っていきます。

まずはHuawei純正のファイルアプリを開き、画面下部の”閲覧”より、必要なもの欄にて入手されたzipフォルダがある場所まで行ってください。

zipフォルダを長押しし、右下”その他”より、”フォルダに解凍”→”OK”と進みます。

解凍が完了したら展開されたフォルダへと進みます。「GMS」フォルダと、「Huawei」フォルダがあるはずです。

「Huawei」フォルダを長押しし、画面下部”コピー”→”その他の場所”→右上チェックマーク の順に押します。

“すべてに適用”にチェックを入れ、”統合”を押します。

フォルダの統合が完了した後、ホーム画面に戻り、本体設定を開きます。

“システムと更新”→”バックアップと復元”→”同意する”→”外部ストレージ”と進みます。

5回”許可”を押し、”OK”→左上矢印より戻る→左上矢印より戻る→”日付と時刻”→”自動設定”をオフにします。

“日付”より、2019年に変更します。月と日はそのままで大丈夫です。

左上矢印より戻り、”バックアップと復元”→右上4つの点→”内部ストレージから復元”と進みます。2019年12月7日に作成されたバックアップデータがあるはずなので、選択します。

“全て選択”にチェックを入れ、”復元”を押します。

パスワードを求められるので、a12345678 と入力し、”OK”を押します。

復元の完了後、”完了”を押し、ホーム画面に戻ります。

再度、本体設定を開き、”システムと更新”→”日付と時刻”より、”自動設定”をオンにします。

ホーム画面に戻り、”谷歌服〜”というアプリがインストールされていることを確認し、それを開きます。

しばらく待つと、”端末管理者権限を許可しますか?”の画面になるため、許可する項目が7個であることを確認したのち、”有効にする”を押してください。

“私は上記の〜”にチェックを入れ、カウントダウンが終わるまで数秒間待ったのち、”アクティベート(%S)”を押します。

“許可”を押します。

感嘆符が6個表示されている画面になったらホームに戻ります。

Huawei純正のファイルアプリを開き、”GMS”フォルダに進みます。

apkが4つ入っているはずなので、ファイル名先頭の数字が1から4までの順でインストールしていきます。

必要であればPINを入力したり、チェックボックスにチェックをつける必要があります。またそれぞれのアプリのインストール完了後、”開く”ではなく、”完了”を押します。

全てのインストールが完了したらホーム画面から本体設定を開き、”アプリとサービス”→”アプリ”と進みます。

右上の4つの点を押してから”システムプロセスを表示”を押します。

画面上部に検索欄があると思うので、検索欄より、”microG”を検索します。2つのアプリが表示されるため、”microG Services”に進み、”権限”、およびその下にある”その他の権限”という欄にある権限を全て許可します。

その後先ほどの検索欄の画面まで戻り、続いて”Play”と入力して検索します。Playストアがリストアップされるため、ここでPlayストアを選択し、先ほどと同じように全ての権限を付与します。

権限の付与が完了したら、再度検索欄に戻り、”microG”を検索します。microG Servicesを選択し、画面右上の歯車マークを選択します。

画面上部の”セルフチェック”を選択し、チェックボックスが全て埋まっていることを確認してください。

全てチェックされていることを確認したのち、一つ前の画面に戻り、”Google Accounts”と進みます。

”Googleアカウントを追加”ボタンより、使用したいGoogleアカウント全てでログインします。

ログインが完了したらホーム画面に戻り、Playストアを開きます。

問題なくPlayストアが動いていることを確認したら成功です。お疲れ様でした。快適なHuaweiライフがあなたを待っています。

手順通りにやってもうまくいかないんだけど?

それは残念です。ホーム画面の”Googlefier”アプリを開き、ホウキのアイコンのボタンを押し、出てくる手順に従うと、GMSが全消去されます。全消去された状態で、Googlefierアプリをインストールして開くステップからやり直してください。

手順がわかりにくすぎるんだけど?という方へ

ごめんなさい。@LGA775_tempまでご連絡ください。できる限りでサポートします。

またこのガイドへの修正、改善案もお待ちしています。ご連絡いただければ、確認します。

最後に

この手順を使用してGMSをインストールしたHuaweiデバイスでは、マイナーなOTAアップデートも動作することを確認していますが、今後いつまでもこの手法でGMSをインストールできるかについてはわかりません。もしこのガイドに沿って試してもうまくいかない場合は、GMSは諦めてHMSとお友達になりましょう。

それではまた。

コメント

  1. 164 より:

    https://mobileai.net/2024/05/21/huawei-harmonyos-42-gms/
    こちらを参考にしたら、自社でアカウント管理している会社のゲームも遊べます。
    出来る事と出来ない事も書かれていますので、あくまでも参考にどうでしょうか。

    • 2Duo より:

      コメントありがとうございます。
      自社でアカウント管理している会社のゲーム、とのことですが、ご自身で製作されたゲームということでしょうか?
      現在記載しているmicroGを用いる方法の前はネイティブGMSを直入れする方法をとっていたのですが、数か月前よりその手法だとPlayストアが開けなくなってしまったため
      基本的にmicroGを使用する方法のほうが安定して使用できると感じています。

      名前の変更、させていただきました。

  2. 164 より:

    先程書き込みした者ですが、名前がダイレクトに出てしまうようですので変更をお願いしたいのですがよろしいでしょうか。
    「ナガノヒロシを164」

  3. 164 より:

    PC(DMM等)、グーグル、りんご等でアカウントを統一しているタイプのゲームで、機種変更時の引き継ぎに、IDとパスワード等で異なるOS間で引き継ぎ可能なタイプです。
    日本の会社の開発したゲームは、緑のアイコンのPlay Gamesがほぼ必須なのです。

    注意としてPlay Gamesに、登録されたアイコンからは、アクセスできません。
    個別のアイコンからなら起動します。
    microG project最大の壁なので、ここは(現状は)無理です。
    自分はアリスギアアイギスしかやってないです。

  4. 特命犬 より:

    こんにちは!
    以下で躓いてます。
    「Huawei」フォルダを長押しし、画面下部”コピー”→”その他の場所”→右上チェックマーク の順に押します。

    その他の場所の時点でチェックマークがグレーアウトしてるのですがどこのフォルダを指定すればよろしいでしょうか。

    • 2Duo より:

      コメントありがとうございます。
      すでに個別に回答させていただいていますが、こちらにも記載しておきます。
      この工程の目的は、ファイルマネージャーから見えている本体ストレージのルート直下にあるHuaweiフォルダに、ダウンロードしたものを統合する作業なので
      最終的にそのような形になればそれでOKです。

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