みなさんこんにちは。2Duoです。何回連続でOPPO系ネタやねんって感じですが、OnePlus Openを買い直しました。たまたまタイミングが重なり、手元にHasselbladコラボ端末が複数モデル存在していたので、カメラを比較してみました。
この記事では、特にカメラについて、OnePlus Open、OPPO Find X7 Ultra、OnePlus 12で比較してみます。
よく考えたら今年だけで4-5台ほどOPPO/OnePlus端末に触れており、震えています。ヒエ〜
なぜOpenを購入したのか
実は今回購入したOnePlus Open、以前に下記記事で登場したものと同一個体です。
一度TwitterのFFに譲ったのですが、買い戻させていただくことになりました。
普段持ち歩く端末の台数を減らしたいという思いがあり、それなりのカメラ性能を備えつつ、画面が大きく、またグローバル版であることを条件にいろんな機種を検討した結果、OnePlus Openが最適解ではないかとなりました。
この記事を書いている最中もまだどの構成がベストか模索中ではあるのですが、その検証の一環として、カメラ面に注目して使用してみましたので、その結果をまとめてみます。
比較対象機種
前回購入し記事を書いたあと、筆者はOPPO Find X7 Ultraを購入しました。その段階でHasselbladの良さに惹き込まれたため、改めて他のHasselbladコラボ機であるOnePlusOpenをじっくり検証してみたいと思った次第です。
そのため、それ以降引き続き所持しているFind X7 Ultraとの違いが一番気になるポイントです。
また、Openの購入と同じタイミングで、知人よりOnePlus 12を数日間お借りできました。この機種もまたHasselbladとコラボしている端末であるため、ついでに比較といった感じで色々撮影していました。
一応筆者は他にもOPPO系列の端末としてOnePlus Ace 3を所持していますが、Hasselbladコラボどころか広角カメラ以外はオマケのようなカメラハードウェアですので、あまり比較対象として並べてはいません。
今回比較する3機種のカメラハードウェアのスペックは下記の通りです。
Find X7 Ultra | OnePlus 12 | OnePlus Open | |
超広角 | LYT-600 1/1.95インチ F2.0 | IMX581 1/2インチ F2.2 | IMX581 1/2インチ F2.2 |
広角 | LYT-900 1インチ F1.8 | LYT-808 1/1.35インチ F1.6 | LYT-T808 1/1.35インチ F1.7 |
3倍望遠 | IMX890 1/1.56インチ F2.6 | OV64B 1/2インチ F2.6 | OV64B 1/2インチ F2.6 |
6倍望遠 | IMX858 1/2.51インチ F4.3 | なし | なし |
実際に比較
ちょうどいいタイミングで3機種を持って旅行に出ることができたため、基本的に比較している画像は旅先で撮影したものです。すでにTwitterにアップロードしているためそこからの引用にはなってしまうのですが、もっといい掲載方法があれば教えてください…
なお、基本的に筆者はデジタルズームがあまり好きではないため、3倍望遠の際は手動でマクロモードを解除して、望遠レンズの使用を強制しています。また、すべて特に露出の設定やフィルターは使用せず、オートにて撮影しています。
見ていただくにあたり、ウォーターマークに記載の時間も参考にしていただければと思います。時間帯によっては太陽がどれほど上っているかによって明るさがかわり、暗ければ暗いほどセンサーサイズやF値の違いなどによる影響が顕著に出ます。
また、表示するモニターによっても印象は変わると思います。筆者の環境ではすべての写真をパソコンに取り込んだうえで、同じモニターで同時に表示して比較しています。
比較1:3倍望遠
基本的に違いは感じないですね。昼12時30分という明るい時間帯であること、晴れであることが関係している気もします。
比較2:広角
2
広角 pic.twitter.com/oY3X2bxivO— 2Duo (@LGA775_sub) April 8, 2024
Openで撮影した写真だけ、ほかの2枚と違い黒っぽい部分が明るくなっています。中央に人が映っているのがOpenだけなので、それによる違いなのかもしれませんが…
X7UltraとOnePlus12については、解像感も含めてほぼ全く同じに見えます。
比較3:3倍望遠
3
3倍望遠 pic.twitter.com/fhaGsZJWXn— 2Duo (@LGA775_sub) April 8, 2024
室内で、自然光のみでの撮影です。木の質感に温かみが一番出ているのはOnePlus12だと感じました。一方、特に赤い絵の具に混じる色の細かさはFindX7Ultraのほうが細かく撮れています。
また、奥の絵の具のチューブ部分のボケ具合を確認すると、センサーサイズが大きいことによる自然なボケの強さがFindX7Ultraには見られます。
Openはそもそもピントが迷子ですね……
比較4:6倍望遠
4
6倍望遠 X7Uのみ6倍ペリスコで光学ズームですね ほかは3倍をデジタルズーム pic.twitter.com/XOcPju96Sx— 2Duo (@LGA775_sub) April 8, 2024
FindX7Ultra以外はデジタルズームなのですが、だからと言ってデジタルズーム特有の潰れは見られません。
色味に注目すると、車のシルバーを暗めに抑え、白飛びを抑えられているのはFindX7Ultraだと感じます。それでいて手前の暗い部分の光もしっかり取り込めています。
比較5:広角
5
広角 pic.twitter.com/q4xGOCPArI— 2Duo (@LGA775_sub) April 8, 2024
これはOnePlus12が一番エモい色味になってますね… FindX7Ultraは青すぎる気がします。
OpenはOnePlus12寄りではあるものの、OnePlus12より明るく映っています。
比較6:20倍望遠
6
20倍 ただしOP12は飛散防止ガラスの金属部分にかぶってしまったので不明瞭 pic.twitter.com/8gDJ4Bog2r— 2Duo (@LGA775_sub) April 8, 2024
望遠のデジタルズームは何倍までが実用的かについて、どこかで30倍までだと言っている人を見かけたことがあります。
OnePlus12/Openの場合、3倍のレンズを基準にデジタルズームしているため、すでに厳しさのようなものを感じます。
FindX7Ultraは6倍をデジタルズームしているため、まだギリギリ写真として成り立つような気がします。
比較7:広角
7
広角 pic.twitter.com/MXEOVqcCMg— 2Duo (@LGA775_sub) April 8, 2024
ぼくには違いがわかりません。この日は雨が降っていたので、センサーサイズがFindX7Ultraには劣るOnePlus12/Openにとっては不利かとも思われるのですが、そのような差は感じません。
比較8:6倍望遠
8
6倍 pic.twitter.com/nuOgxLbXmc— 2Duo (@LGA775_sub) April 8, 2024
OnePlus12だけが桜が白寄りの色になっています。FindX7Ultraが一番落ち着いた色に映っています。
解像感に注目すると、やはり先ほどの6番目の比較同様FindX7Ultraが圧倒的に解像感が高いです。それでもはっきりくっきり、というわけではないですが…
比較9:3倍望遠
9
3倍 pic.twitter.com/HiwXUrguNt— 2Duo (@LGA775_sub) April 8, 2024
3台とも光学ズームのため、解像感という面では同じに見えます。
センサーサイズの影響か、FindX7Ultraだけ白みが強いように感じます。
比較10:広角
10
広角 pic.twitter.com/qty3sMF1Bi— 2Duo (@LGA775_sub) April 8, 2024
これもなんというか、同じに見えますね…そろそろ目が疲れてきました。
比較11:広角
11
広角
これでおわりです pic.twitter.com/5yTfceNfVV— 2Duo (@LGA775_sub) April 8, 2024
比較材料として載せられるのはここまでです。
これも一緒でしょ…違いが分かる人、教えてください。
まとめ
いやー、最後のほうが適当なまとめ方になってしまい申し訳ないです。
それにしても、今回3台を持ち歩いていて気づきましたが、解像感や色味などの点でOnePlus12とOnePlus Openのカメラ性能に目立つ違いを感じる機会がありませんでした。
一方で、FindX7Ultraだけは少し違ったチューニングがされているのか、黒い場所をより黒く写そうとする動きが感じられます。
本家のHasselbladがどのような写し方をするのか知らないのですが、FindX7Ultraにしかないこのチューニングを期待してOnePlus12やOpenを購入すると若干期待外れな結果になるかもしれません。
それでもOpenが弱いということは一切なく、やはりカメラに強い折りたたみスマホであることに違いはないなと感じました。
Openでしか撮影していない写真も何枚かあるので、またそれはそれでいつか記事化するかもです。Open自体の良さもまだ語り切れてないしね。
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