OnePlus 12とOPPO Find X7 Ultraを比較してみた

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みなさんこんにちは。OnePlus大好きマンの2Duoです。知り合いよりOnePlus12を借りることができたので、数日間の使用を通してOPPO Find X7 Ultra(以後Find X7 Ultraと記載)と比較してみました。正直結構いろんな人がこの組み合わせで比較していると思うんですけどね…….

まじで申し訳ないんですが、この記事用に写真を撮影するのを忘れてました。ごめんちょ

なぜこの2台?

実はここ数年のOnePlusはOPPO傘下に入ったことで、2ブランドそれぞれにかなり似通った部分が見られます。

たとえば、搭載するOSはどちらもColorOSもしくはそれ系列のOxygenOSですし、共通部品を使用して設計・製造されていたりします。

特に両ブランドの最高級モデルであるOnePlus12、またFind X7 UltraはどちらもカメラメーカーであるHasselbladと提携しており、さまざまな面で大きな違いが見られないように感じる2台です。

ちなみに、OnePlus12そのもののレビューは別にしなくても他の方が記事たくさん出しておられると思うので、特に書きません。

OnePlus 12とOPPO Find X7 Ultraの共通点

完全に使用感が変わらない部分がいくつかあります。

ディスプレイ

サイズどころか、画面内指紋センサーの位置、ガラスの4隅がカーブしているため丸っこいデザインになっている点まで、全て同じです。

一応パーツとしては別のようですが、いくつかの層は共通部品なのではないかと思っています。

本体サイズ

高さ、幅、カメラ部を除く厚みがほぼ一緒です。細かく見れば若干OnePlus 12の方がコンパクトなのですが、2台を同時に重ねて持たないとわからないレベルです。

どれくらい一緒かというと、ケース等を装着して背面の素材がわからないようにした状態で、目を瞑ってどちらかを手に持った場合、それがどちらの機種かはカメラ部に触れるまでわかりません。

なんなら先述した通り指紋センサーの位置が同じため、そのままノールックで指紋認証まで可能です。

電源ボタン、音量ボタン、アラートスライダーの位置までほぼ全く同じです。

OS

どちらもOPPO系列のため、OnePlus 12は大陸版の場合はColor OS、グローバル版の場合はOxygen OSを搭載し、Find X7 Ultraは大陸版しか存在しませんがColorOSを搭載しています。

今回レビューに使用しているOnePlus 12はグローバルROMが焼かれているのですが、それでも両者の操作感はほぼ全く同じです。

MIUIより軽快で、AOSPほど退屈ではないので気に入っています。

アラートスライダー

これは当初OnePlusにしか搭載されていない機能だったのですが、OnePlusがOPPO傘下になってからOPPO端末であるFind N3をはじめとしてFind X7 Ultraにも搭載されるようになりました。

Find X7 UltraではOnePlusにおけるサイレントモードの部分がVIPモードなるものに置き換えられているのですが、それでもスライダーの一番下が着信音が鳴るモードであり、真ん中がマナーモードであることに変わりはありません。

慣れればやはり物理スイッチは操作が単純であるほか、目視なしで状況を確認できるため助かります。

バイブレーションモーターの力強さ

Find X7 Ultraを購入した際、この振動の強さにかなり惹かれたのですが、同様のハードウェア、厳密にいえば少し上位版のモーターがOnePlus 12には搭載されています。とはいえ比較してみた感じでは、違いを感じることはできませんでした。

どちらも非常に強力な振動であることに変わりはありません。

ハードウェアの高級感

以前にも書いたかもしれませんが、筆者はフラッグシップモデルと呼ぶことができるスマートフォンブランドは限られていると思っています。

この点で、OPPOやOnePlusの上位モデルはフラッグシップモデルと捉えて良いと思っています。

総合的な完成度を見た時に、作り込みの甘さやデザインの格好悪さが個人的には感じられず、気に入っています。

OnePlus 12とOPPO Find X7 Ultraの違い

どれほど両者に共通点が多いとはいえ、Find X7 UltraはUltraと称すだけあって、OnePlus 12にはない魅力がいくつかあります。逆にOnePlus 12にしか見られない魅力もあるため、分かった範囲で書き出してみます。

OnePlus 12にしかない魅力

ブートローダーをアンロックできる

これが一番大きいかもしれません。ブートローダーをアンロックできるということは、大陸版のハードウェアにグローバルROMを焼くことができるということです。

日本国内においては、大陸版ROMよりもグローバルROMの方が圧倒的に便利だと感じています。筆者が特にそうであるだけかもしれないですが、通知関連の設定の詰めやすさや、ニアバイシェアやAndroid Auto等機能はグローバルROMあるいはRoot化した環境でしか使えないため、どちらにせよ大前提としてブートローダーのアンロックが必要です。

OPPOは一部端末を除き、ブートローダーがアンロックできないようになっています。そのため中国以外でFind X7 Ultraを普段使いするとなると、環境によっては使いづらさを感じる場合があります。

ゲーム関連機能の充実性

OnePlus 12はPixelworks X7と呼ばれるチップを搭載しており、このチップのおかげで、ゲームのフレーム補完機能や高解像度化機能を使用することが可能です。

Find X7 Ultraにはこのチップが搭載されていないため、これらの機能を使用することはできません。ついでにHyper HDRと呼ばれる機能も使用できません。

ちなみにこれらの機能は他の一部OnePlus端末、たとえばOnePlus Ace 3やOnePlus 11などにも搭載されているのですが、大陸版でしか使用できません。

OnePlus 12はグローバル版であってもこれらのゲーム関連機能を使用することができるため、他のOnePlus端末にはない唯一無二の特徴といえます。

OPPO Find X7 Ultraにしかない魅力

カメラ

やはり二層トランジスタかつ1インチセンサーであるメインカメラをはじめとして、デュアルペリスコープカメラを搭載するなど、Ultraの名に相応しいカメラスペックだなと感じます。(4/17訂正:別にLYT-900は二層トランジスタじゃないらしいです。HDR性能が上がりノイズが減ったらしい)

同じHasselbladとのコラボ機種ではありますが、色味が若干異なります。Find X7 Ultraの方が、より陰影がはっきりしている印象を受けました。また望遠レンズが3倍に加え6倍もあることに加え、それぞれのセンサーサイズが大きいため、望遠で撮影した際の解像感はやはりFind X7 Ultraの方が圧倒的に優れています。

作例を以下のツイートにて載せています。よければご覧ください。

スピーカー性能

意外でしたが、低音がFind X7 Ultraの方が出ています。音の左右バランスは両機種とも同じだと感じたのですが、音の厚みというか、迫力が違います。

どちらも非常に優れている、というわけではないですが…結局スピーカーはiPhoneですよiPhone

持ちやすさ

Mi 11 Ultraに始まり、それ以降カメラ特化のスマートフォンではもはや定番となった、クソデカカメラバンプを本体上部の中央に配置するデザインのおかげで、人差し指をカメラバンプの下に引っ掛けることで安定してスマートフォンを持つことができるアレですが、これがOnePlus 12ではできません。

バンカーリングを取り付ける、あるいは小指で下から支える、または両手で持つなどの対策が必要です。かといって小指で支えると指が痛くなるどころか変形してしまいますし、難しいところです。

耐水性

Find X7 UltraはIP68です。それに比べ、OnePlus12はIP65となっています。どこかで噂で聞いたのですが、OnePlusに近年見られるカメラ部のデザインの影響で、IP68レベルまでの耐水性はないとかどうとか……(4/17訂正:IP68はIP65の上位互換、というわけではないらしいです。下記ツイートの表にまとめられています)

まとめ

こんなところでしょうか。今回は使用期間が4日程度と非常に短かったため、細部までじっくりと確認することはできませんでしたが、結局はグローバル版の安定感が欲しいのか、少しでも強いものの若干癖がある端末が欲しいのか、みたいなところで判断すれば良い気がしました。

OnePlus12に買い換えようか、悩んでます。→やめました。理由はそのうち書きます。

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